インターネットとITを活用した専門特化クリニックの運営

国際モダンホスピタルショウは、日本病院会と日本経営協会の主催で毎年、東京ビッグサイトで 開催れている国内最大級の医療展示会です。2010年は、7月14日から7月16日までの3日間の日程で開催されました。電子カルテ などの最新の医療ITや医療関連機器などの展示紹介や各種セミナーが行われ テレビなどマスコミでも広く取り上げられました。開会後の日本病院会会長の講演に引き続き、ホスピタルショウ カンファランスのスペシャルセッションとして当クリニック理事長の講演が行われました。

国際モダンホスピタルショウ2010

開催: 平成22年7月14日
ホスピタルショウ カンファランスのスペシャルセッション
テーマ: 先駆的クリニックに学ぶ-患者中心の地域医療サービス

当日は当クリニック理事長の講演の他、桜新町アーバンクリニック院長の遠矢純一郎氏、東京育明会理事の増山厚志氏の講演がありました。講演終了後は、(株)メディバ代表取締役の大石佳能子氏の司会でパネルディスカッションが行われ盛況の中に終了しました。

 

 

下記は当日、大山理事長が講演をした資料になります。 

講演:「インターネットとITを活用した専門特化クリニックの運営」

医療法人社団つばさ両国東口クリニック 
理事長大山 博司

はじめに

私とインターネットとのかかわりは、10数年前のWindows95が発売された頃にさかのぼります。当時個人でもホームページを開設できるようになり試しに私の専門である「痛風のホームページ」を作成してインターネット上にアップしてみました。そうしたところ多くの痛風患者さんやそのご家族の方から予想外のアクセスがありメールで質問などが届くようになりました。その後、当時勤務していた病院のホームページも作成してそこで本格的に痛風医療相談を始めると相談後に実際に来院される患者さんもいて私の外来に痛風患者さんが増えて来ました。そこで、痛風専門クリニックの開設を思い立ち、医療コンサルタントの方々に相談してみましたが、皆さん異口同音に「専門分野の患者さんが来るのは病院だから」、「インターネットでの集患など無理」と言われてしまいました。しかし、それから数年でインターネットが爆発的に普及し病気や医療についてのホームページも沢山出来ました。現在では、インターネットによる集患は当たり前であり新規 開設の医療機関でホームページを持たない方が稀という状況です。このようにインターネットが医療提供者、患者さん双方の医療情報の入手や提供を飛躍的に容易にしたことにより診療所でも専門分野への特化が可能となりました。本日は専門外来におけるインターネットや電子カルテを利用した取り組みの実際を紹介します。

 講演会時に使用したスライド (PDF)

痛風外来